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東京支部・宗家セミナー(in八王子)

令和8年1月24日に少林寺流二代目宗家仲里武思先生をお迎えし、

東京都八王子市において宗家セミナーを開催しました。

前回の同セミナーは令和7年1月25日でしたので、1年振りとなります。

参加者は東京支部4道場に所属する35名。

稽古は5時間に渡って行われ、宗家と参加者の真剣な眼差しが交差する、熱く素晴らしい時間となりました。



1 セミナー開始!

冒頭、宗家より「寒いですね、では稽古しましょう」と参加者へメッセージ。

すぐに稽古が始まります。


まずは定位置鍛錬稽古、移動稽古を全員で。

これは沖縄で行う稽古と同じ流れであり突き・蹴り・受けの出し方を徹底して稽古します。

漫然と出すのではなく1本1本に気を入れて。

宗家より、相手に“効く”突き方、引き手、重心の意識、肩甲骨や背中の使い方、運足等々、

各技において細かく実践を加えながら指導していただきました。

自分自身、改めてこの2つの稽古の大切さと難しさを痛感しました。













稽古は、文字通りの“直接指導”であり、少林寺流の指導理念が凝縮された時間となります。

実際に参加者に触れたり突いたり、時には動きの手本や意識による技の違いなどを宗家ご自身が動きで体現。

私たちはそれを踏まえて形(技)や型を徹底して反復練習する。

ただひたむきに稽古をするのみ。それが少林寺流の稽古です。



午前中はこの後、全員でアーナンクー、セーサン、ワンシューの型を稽古。

昼食を挟んで午後の稽古は2チームに分かれて型の稽古を行いましたが、

気が付くと13時~16時まで全てセーサンの型。20回ほどは稽古したでしょうか。

今回のセミナーは、セーサンのためのセミナーだったのではないか?と思えるくらい、

徹底してこの型の稽古。

運足、摺り足の使い方、呼吸への意識、セーサン受け、目付、裏拳の出し方、蹴りの重心、間合いの詰め方、諸手・・・・。あえて細かく書きましたが、宗家の具体的で分かりやすい指導の下、各動作や技について徹底的に同じ動作を繰り返しました。

私はチーム分担の関係でずっとセーサン組にいたので、新たな発見や再確認ができた、

貴重な時間となりました。

今回の内容は余すところなく稽古に生かしていきます。


もう一つのチームは、「パッサイ」、「五十四歩」、「チントー」、「クーサンクー」までの型を。

横目で時々見ていましたが、同じく全員が物凄い集中力で稽古し、汗をかいていました。

 




稽古中の「ひとこま」

手刀についての指導場面。

セミナーではこのような指導が繰り返されます。

一言一句逃すまいと、周囲も真剣な眼差し。







2 限界を超える、稽古の締めくくり

今回のセミナーは、午前2時間、午後3時間の合計5時間を予定していました。

気が付けばあっという間にセミナー終了となる16時。


宗家のこの日最後の指導(アドバイス)は、

「最後に皆さんの限界を見せてください。全力でアーナンクーとセーサンをやりましょう」


全員でアーナンクーを行った後、宗家がもう一言追加してくださいました。

「まだまだ抜いてますよー!出し切ってください」



平成27年に東京で行ったセミナーで、

宗家が冒頭におっしゃり私の心に留めている言葉があります。

「自分自身で限界を定めてはなりません。力を出し切った先に見えてくるものがあります」


その時の言葉と今回が重なりました。

「自分の限界を自分で決めてはいけない」

まさにその通り。

参加した35名でのアーナンクー、セーサンはそれぞれが全力で行ったつもりでも、

まだまだ力が出せるであろう。というのが宗家から見た世界。

ここにも少林寺流の指導理念が出てきています。

それは『一撃必勝であること』

“この技が失敗したら次の技があるんだ、という考え方の「稽古」では真の技は体得できない。型を形成している個々の形(技)は、総て相手を倒したという気迫を込めて「稽古」しなければならない。”


参加者の皆さんはセミナーを通じて限界を一つ超えることが出来たのではないでしょうか。



3 セミナー終了!

長いようであっという間のセミナーが終わり、やり切った表情、ホッとした表情、爽快感に溢れた表情・・・。

皆さん色々な表情をされていましたが、今日の5時間が修行をしていく上で、貴重な空手財産になったことと思います。

稽古が進むにつれ、参加者たちの目つきが変わり、全体の熱気が一段と高まっていくのが分かりました。

宗家の熱い指導に一転集中!全員が稽古に没頭していました。


その後は会場を移して懇親会。

和やかに賑やかに八王子の夜は更けていきました。




今回、準備や様々な調整をしてくれた求道館東京支部八王子道場の皆さん、

本当にありがとうございました。

そして、熱くご指導くださった仲里武思先生に東京支部一同心より感謝申し上げます。


東京支部澤田道場館長 澤田 剛



























 
 

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